競艇選手(ボートレーサー)の事故
激しいレースでボートが接近し衝突・接触事故が起こる事が少なくありません。
競艇のマシンには見ての通り屋根も無く、選手を守る物はヘルメットと救命具のみ。
事故に巻き込まれた場合殆どの場合軽症では済みません。
60年の歴史の中で実に30人近くのレーサーが命を落としています。
レース中や練習中の死亡事故も起きています。
競艇の舟はご存知の通り肉眼でも分かる程、ものすごい速さで走ります。
その時速はなんと直線で時速80km!これは高速道路を駆ける車と同じ速度です。
競艇の事故は未然に防げないのか?
厳しく指導・訓練された競艇選手でも他のボートの後部からの激突など防げない事故も多いで
す。
競艇競技での事故は練習中・本戦含め、ほぼ毎年起きる程に確率が高いです。
巻き込まれた場合、事故を起こしてしまった場合、軽症で済むか、重症、最悪死亡してしまう
か、その可能性はレーサーの熟練度や意識に関わらずほとんどが運に寄るものです。
手を抜いたレースをすればお客さんを満足させられないどころかブーイングが飛びますし、
レーサーとしての信用も失います。
不安定な水上での競技である以上アクシデントやトラブルは防ぎようが無いのです。