「冬場・追風・軽量はイン」「夏場・向風・重量はまくり」ってどういう事?その②

「冬場・追風・軽量はイン」「夏場・向風・重量はまくり」ってどういう事?その①

競艇にとって風や波、温度もレースにかなり影響が出る要素の一つとなります。

今回は、風向きや風の強さ、季節にも注目してみましょう

追い風はイン、差しが強い

追い風の時は第1ターンマークに波がたまって水面が不安定になり、スピードをつけたターン

が流れやすくなります。

向かい風ならまくりが決まりやすい

向かい風の時はインの加速がつかず、まくり艇は風の抵抗を受けてサイドがかかり、スロット

ルレバーを握って回りやすくなります。

冬場はイン重量級

気温が低くなると、モーターの体積効率が上がり、パワーアップして出足が強くなります。

なので、イン寄りのコースが有利かつ重量級も戦いやすいのです。

夏場はまくり・軽量級が有利

モーターは温度変化、特に熱にめっぽう弱いのでパワーダウンしてしまいます。

なので夏場は、インの勝率が落ち、まくりやまくり差しが決まりやすくなります。

海水プールは干潮ならまくり

潮が引くと水面が安定して、スピードに乗ったターンがしやすくなります。

満潮ならインが有利

潮が満ちてくると、水面は高く不安定になり、スロットルレバーを握って回るのが難しくなる

ので、スピードを落として回ることの多いインや差しのほうが相対的に有利となります。

湿度が高くなったらインは不利!

湿度はモーターの空燃費に大きな影響を与えます。湿気が多い日はモーターの出力が下がるた

め、インコースのレーサーは出足不足に泣かされいかにプロの選手であろうと、大敗すること

も少なくありません。相対的にダッシュスタートから全速で回れるセンターやアウトのレー

サーが幅を効かせるようになります。