ボートレースの運営システム
ボートレース場を営業しているのは実は厳密にはレース場という訳ではありません。
そう、ボートレースは公営競技と呼ばれ、監督官庁があって、国土交通省、つまり国が担って
いる国営賭博なのです。
日本では営競技以外のスポーツベッティングは法律で禁止となっています。
総務省が指定した、施行者と呼ばれるその地方の自治体がそれぞれ主催しており、レーズ実施
業務は、一般財団法人日本モーターボート競走会に委託して行われています。
ボートレースの収益金
ボートレースは国から認可された地方自治体が主催しています。その収益は各自治体の財政に
繰入され、さまざまな事業に役立っています。
約2.7%
日本財団へ交付金
約1.3%
(一財)日本モーターボート競走会への交付金
レースを主催する自治体から委託を受け、ボートやモーターの維持・管理、競走開催中の選手
の管理、競走の運営など、レースの公正かつ安全な実施のために使われています。
約0.2%
地方公共団体金融機構への納付金
地方公共団体金融機構を通じて、上下水道の整備など、地域で役立てられています。
実費
開催経費
管理費、人件費、施設費、選手への賞金などに使われています。
残額
レースを主催する地方自治体
地方自治体の予算に組み入れられ、小中学校や体育館、美術館、公営住宅や病院などの公共施
設の建設に使われています。